森を食べるeating forest series
Odai Salt
三重県大台町から届いた森の香りを食のプロが日々の食卓に合うように監修。そしてOdai Saltが誕生しました。
「Odai Salt」は、三重県大台町の森林に生育する樹木から抽出した天然香料(エッセンシャルオイル)で塩に香り付けをしています。自然の無垢で純粋な香りをお楽しみいただけます。
三重県松阪市嬉野のレストラン「cultivate」のシェフ・山本祐也氏の監修により、素材の味を引き立たせられるよう開発しました。野菜や肉、魚介だけでなくスィーツなどにもお使いいただける、お料理のアクセントとなる塩です。
森を舌で楽しむ
素材の味を引き立たせる3種のフレーバー
Hinokiヒノキ
Kuromojiクロモジ
Yuzuユズ
Odaiについて自然とひとが共生する社会のモデルづくり
concept森も、水も、ひとも豊かに。
豊かな自然の中、自然と生きる大台町だからこそ伝えられること。それは、森や水があるからひとの営みが生まれ、その営みがあるから自然を受け継いでいけるということ。この “Odai” は、わたしたちが日々の暮らしで感じている「自然」をかたちにしたものです。
三重県大台町(おおだいちょう)は、大杉谷を中心とした町一帯がユネスコエコパークに認定されています。町の93%を森が占めており、自然とひとが共に生きる町です。大台町には原生に近い自然が残る日本三大渓谷「大杉谷」があり、日本一の清流「宮川」が流れ、この場所にしかない自然のかたちを守り続けてきました。大台町の自然のいちばんの特徴は、500種類以上といわれる様々な広葉樹や針葉樹が生育しているということ。このような多様性のある森は、日本でも珍しい環境です。ここにしかない自然をこれからも残していくため、私たちは「森づくり」に取り組んでいます。自生している樹木から種を採取し、苗木を育て、適地適木を見極め、植える。こうして自然にならって森をつくることで、自然もひとも豊かに生きていくことができます。“Odai” productsは、森づくりの一環です。原料となる枝や葉はすべて手作業で採取し、丁寧に時間をかけて精油を抽出。自然の恵みを最大限に引き出しました。
Odaiが塩をつくった理由森からの気付き
今回、塩を商品化するに至った経緯は森林からの気付きにあります。その昔、かつての杣人(そまびと)今でいう木こりは、森に入り樹木を伐採する前に、神事を行う風習がありました。米、酒、榊、塩。その4つを供え、森に感謝したのです。未だ私たちが成し遂げていない“食”と“森”とをつなぐ。第一弾として、塩は最適でした。日々の生活に取り入れやすく、杣人の想いも込められた“塩”。森から抽出した100%天然香料である精油を、選び抜いた塩に香り付けすることで、新しい価値と体験を生み出すことができたと思っております。Odaiで感じられる自然をかたちにして、森林も私たちも豊かになる。まさにOdai saltは、森林と食とを結ぶ、ご提案なのです。
塩の特徴①穏やかな塩味の大粒の塩
採用した塩は「フルール・ド・セル」というフレーク状の塩です。名前の由来は「塩の花」。粒が大きい分ゆっくり口の中で溶けます。そのおかげで、まずは食材の味を楽しみ、あとで塩の穏やかな塩味がくるのが特徴です。
塩の特徴②天日海塩を瀬戸内海の海水でろ過
天日海塩とは、海水を自然の風と太陽熱(天日)で蒸発結晶させてつくった塩のことです。塩の原産地はメキシコ、オーストラリア、それを瀬戸内海の海水で使用してろ過することで、清らかで濃い塩となります。天日海塩は自然の力で作るので、環境にも配慮しています。
塩の特徴③香りと塩味のおいしいバランス
数種類の塩から試行錯誤の末、このフルール・ド・セルを使用したOdai Saltが誕生しました。香りと塩味のちょうどよいバランスを何度も試し、食材の味も引き立たせる唯一無二の塩ができました。
塩の特徴④天然着色料で見た目も華やかに
香りの特徴を見た目でも楽しんでいただきたいと考え、3種のフレーバーのうちクロモジ、ユズにはそれぞれ天然素材で着色をいたしました。料理に映える色を選んでおります。
restaurant cultivate シェフ・山本祐也さんより
「長年料理人をしていますが、精油を使用した塩は初めてでした。お話を頂いた際、半信半疑な部分もありましたが、実際に料理に使用してみると、馴染み深い料理との相性が良く、正直かなりびっくりしています!使い方も簡単で、料理に少しかけるだけで見た目も香りも一気に華やかになるので、ご家庭でも使用しやすいかと思います。香り付けした塩、それも樹木の精油を使っているというのは、料理としても森づくりの視点からもとても面白い試みだと思います。ぜひ、ご家庭でも森の香りを料理としてお楽しみいただきたいですね。」
restaurant cultivate / 三重県松阪市嬉野にあるレストラン。「カルティベイト」は「たがやす」という意味。レストラン横の畑で野菜を育て、三重県の食材を使うことにこだわり、併設したギャラリーではアートプログラムを開催するなど食の領域に限らず、「土をたがやす」「食をたがやす」「時をたがやす」ことを信条としている。https://www.cultivate.jp/
それぞれの香りが合う料理香りと塩で素材を引き立たせる
Hinoki / ヒノキ
日本人には馴染みが深く、誰もが知っているヒノキ。精油は皆さんがよく知っている樹木自体の香りとはまた異なり、穏やかで重みのあるリラックスできる香りです。この塩におすすめなのは魚介類。臭みをやわらげ、食材本来の香りをヒノキの香りが引き立たせます。サーモンなどの脂が乗った魚も、爽やかな口当たりになり、より旨味を味わうことができます。またチョコレートとも相性がよく、一つまみ振りかけるだけで大人の風味へと変化します。
ヒノキ × 魚料理臭みをやわらげ、食材本来の香りをヒノキの香りが引き立たせます。
ヒノキ × チョコレート一つまみ振りかけるだけで大人の風味へと変化。
Kuromoji / クロモジ
聞きなじみの少ないクロモジ。その名の通り、幹自体が黒いのが特徴です。枝は菓子切りや爪楊枝などにも使われ、葉はお茶としても楽しまれてきました。香り自体は優雅でとてもリラックスできる香りです。黒い塩をひと振りすると、お料理の印象がぐっと締まります。中でもお肉料理との相性は抜群で、香りも味もいつもと違う一品としてお楽しみいただけます。ケーキなどの洋菓子に添えると、甘さをほどよく押さえて、お互いを引き立たせてくれます。
クロモジ × 肉料理香りも味もいつもと違う一品に。相性は抜群。
クロモジ × 卵料理いつもの目玉焼きがおしゃれな印象に引き締まり、シンプルな料理はクロモジの香りも楽しめます。
クロモジ × ケーキ甘さをほどよく押さえてお互いを引き立たせてくれます。
Yuzu / ユズ
大台町はユズの生産も盛んです。その大台町産のユズの実から抽出した香り高い精油で塩に香り付けをしました。さっぱりとした酸味と濃厚な旨味を含むこの塩は、まさに万能塩。肉や魚はもちろんのこと、サラダやお吸い物、薬味の代わりとしてなど、様々なジャンルに合います。またバニラアイスにひと振りすれば、より甘さを際立たせる塩気と、ほのかなユズの香りが特別な一品に仕立ててくれます。
ユズ × 揚げ物鶏のパリパリ揚げなど、ユズも塩も揚げ物と相性がよいので、さっぱり食べられます。
ユズ × 魚介料理たとえば焼き海老に少し付けるだけでもユズがしっかり香り、塩がより魚介の旨味を引き出します。
ユズ × バニラアイスより甘さを際立たせる塩気と、ほのかなユズの香りが特別な一品に。
Odai Salt(ヒノキ / クロモジ / ユズ)1本 1,800円(税抜)税込1,944円
3本セットは専用ボックスでお届けいたします。
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